「学習を始める時に、どの参考書を買ったらいいの?」
新しく学習するときは書店に行ってその分野の本を探すことがあると思います。
最初本屋に行くと「1冊でマスター」や、「○○の教科書」と書かれた本が並びますが、何を基準に選んだら良いかわからなくなると思います。
今回は筆者おすすめの参考書をご紹介します。
この記事を読むことで参考書を書店で迷わず購入し、最短で学習をスタートできます。
買ったけど進まないで、参考書を積読状態にしたくありませんよね。
どれが自分にあってるかを考えると、1日本屋に居ても選びきれません。
最短で深い知識を身につける学習を始めましょう。
この順に解説します。
参考書を一冊実践した際に得られる達成感は、なにとも変え難いです。
実践→復習の学習サイクルを作っていきましょう。
1.まずはYouTubeでの学習をおすすめします
一度もコードを書いたことがなければ、参考書の購入は見送りましょう。
断言しますが10ページ程度で挫折します。
参考書は画像での説明になりますが、慣れていないと手順を踏めないことが殆どです。
参考書の著者はプロですので、平気で専門用語を使います。
もちろん初心者に向けた分かりやすいものもありますが、その内容ならばYouTubeで十分学習できます。
わざわざ2,000円も本屋で払って動画で学習できる内容を読むのは無駄が多いです。
YouTubeには初心者に向けた動画がたくさんありますので、順番に学習してみてください。
HTMLやCSSの役割を理解してから、もっと知識をつけたいと思えば参考書の購入に移りましょう。
2.買うならこの本!3選
いろいろな情報を調べて他の方のおすすめ9冊を買った筆者の中でおすすめの3つを紹介します。
結論ですが、以下の3冊をおすすめします。
① ビジネスサイトを作って学ぶWordPressの教科書
② CSS設計完全ガイド
③ HTML+CSSコーディングの教科書
順に説明します。
WordPressの教科書
WordPressの現行エディタ「Gutenberg」に対応しています。
少し前までは「ClassicEditor」にしか対応していない本ばかりでしたが、新しい本は大分、新エディタの使い方にも触れています。
ビジネスサイトを本格的に作成可能
オリジナルテーマの制作を1からマスターできる
一冊で業務ができる十分な知識が身につく
分厚い(持ったらやる気が削られる)
開発環境の説明がVagrantのみなので、MAMPなどの使いやすい環境を自分で調べた方が良い
ただひたすら入力しなければならず、間違えやすい→実戦志向とも言える
案件が多いビジネスサイトの作成に特化しています。
ビジネスサイトをWordPressで1から作ると、とても時間がかかることを実感できる内容です。
構成はページの複製も含めて淡々と入力を続けるものとなっています。
耐久力が勝負の参考書かと思いますので、完成した際の達成感は言葉にできません。
無論1週間で終わらせる必要などありませんが、可能な限り早く作成することをおすすめします。
何時間かけても10ページしか進まず嫌いになりそうな参考書でした。
CSS設計完全ガイド
まず、これは本編500ページの辞書のような重量です。
CSSの技術的なことが細かく説明されています。
CSS設計を基本から学べる
モジュール集が付いていて練習できる
BEMの記載例が全てにある
結構重たい
説明が丁寧なので、読み飛ばすと意味が全く分からない。
表紙に「あと出しの変更、修正、追加指示恐るるに足らず!」と書かれていることが印象的です。
コーディングする際にCSSの破綻は何があっても避けなければなりません。
私もこの本で学習すると、全くもって勉強不足だったと嘆いてしまう程CSSには奥深さがあります。
設計手法が複数あるのも全てにおいて最高な方法が無いからです。
自分で選ぶ基準は書かれていますので、是非ご購入をおすすめします。
正直なところ私は全て読んでいません。
時間があるときにパラパラめくると、面白いなと読み進めています。
最初にある8つのポイントは必見です。
HTML+CSSコーディングの強化書
2021年10月初版発行の本です。
私も購入したばかりで途中ですが、今まで購入した参考書でピカイチです。
実践、演習、課題がセットになっていて理系の教科書のような構成になっています。
152通りのサンプルコーディングで演習
業務で使えるモジュールを多数掲載
画面の画像+コードの構成でどうなるか一目でわかる
いまのところなし
最初に手をつけるならこの1冊が良いです。
コードを書いてスタイルを体に染み込ませることができると思います。
各プロパティとHTMLの構造を掴んでモジュール化できれば、組み合わせ次第でWebサイトは作り放題です。
時間をかけず作れるようになるため、基本は絶対マスターしたいです。
3.参考書を血肉にするには長い時間が必要です
上記3つの本を購入すると1万円弱になります。
高い買い物をすると満足してしまいますが、買って積んでいてはいつまでも自分のものになりません。
そして恐ろしいことに、やり始めると他の参考書もいいんじゃないかとまた書店へ足を運んでしまいます。
書店にいる時間は迷いと不安が積もるだけで、自分のためになることは少ないです。
ですので、まずは一冊じっくりと腰を据えて読んでみましょう。
毎日30分取ると決めて読み始めると、30分間知らない単語を調べたりしてあっという間に過ぎていきます。
短時間の方が効率あがりますので、まずは一番易しめの本から1ページずつ始めてみましょう。
きっと3ヶ月も経てば大きな成長を実感できています。
まとめ
知らない知識を身につけるのは、並大抵の努力ではなし得ません。
覚えた方が良いことは多く存在しますが、ポイントを把握していれば、後はTipsのように知っていれば便利ということが多いです。
購入した参考書はあなただけのものですので、積極的にマーカーや付箋、ドッグイアをつけて自分の使いやすいものへアレンジしましょう。
気づいたことはどんどん書き込んで良いです。
時間が経っても読み返したときに、自分で書いた言葉は自分が一番理解しやすい言葉のはずです。
まずはYouTube、そのあとモジュール作りの参考書を1冊始めて、買った本を読むまで新しい本は買わないようにしましょう。
「参考書購入は計画的に行いましょう」という記事でした。