案件応募のタイミングは?学習しても不安が消えない・・・提案のときポートフォリオ以外に必要なこと

「このまま学習を続けて受注できるか不安」

そう思う方も多いでしょう。

既に仕事をしている人は数多くの業務をこなしていますが、初心者は何も実績がありません。

お客さんも仕事をしたことのない人に易々と任せられません。

今回は案件を獲得するために必要なことを書きました

この記事を読むと、最初から努力してプロ意識をもって提案すれば案件が獲得できる」と実感できるようになります

いつまでたっても案件を取ることができずに、やった事をグルグル繰り返したくありませんよね。

収益化できず、苦労した時間を全て水の泡にすることは避けましょう

結論は1個のWordpressサイトができれば、受注は目前です。

実力の証明にもなりますので、案件の応募に挑戦していきましょう。

この順にご説明します。

筆者は6件目の応募で実績なしの状態から受注しました

たくさん応募して初案件を獲得しましょう。

※この記事ではデザインカンプ(提出されるデザイン資料)をカンプと略しています。

1.ポートフォリオは1個で応募可能です!

まず、ポートフォリオは3つあるとベターと聞きませんか?

私も最初は3つ作り上げてから応募をしましたが、実際提案に使用したのは1個だけです。

実際に案件を獲得する際は1個のポートフォリオがあれば十分です

もちろんお客さんによって違うサイトを見せて欲しいと言われるかもしれません。

そんな時は「カンプをいただけますか。トップページをざっくりと作ってみます。」とお客さんに相談しましょう。

この出来が気に入らなければ頼まれないだけですし、納品義務はないのでリスクも低いです。

結局のところ、お客さんは1ページ見ればパッとできそうなことが分かりますので、それだけで良いです。

お客さんは基本コードを見ないので、お気に入りのデザインや配置であれば興味をもってくれるはずです。

ここで、作成するポートフォリオについてです。

おすすめはWordPressのコーポレートサイトです

コーポレートサイト(企業ページ)は募集も多いですし、WordPressの総合的なスキルが必要になり、実力がわかりやすいためです。

しかし、ある企業のページを丸っと模写するのは気が引けると思います。

そんな方は少々高いですが、以下のサイトを使用すると良いです。

おすすめポートフォリオページ

デイトラWEB制作コース
https://www.daily-trial.com/web_site?user=visitor

最後のデザインカンプからのコーディングはポートフォリオとして使用が認められています。

学習したものですからそのスキルがありますし、一度作ったものを流用できてお得です。

画像を用意し構造や文章を考えることにはとても労力を使いますので、確実に進められるデイトラをぜひ活用してみてください。

こちらのサイトもおすすめです。

https://note.com/samuraibrass/n/n779ccd15e0ae?magazine_key=mad296098d928

デザインカンプからコーディングすることや、それをポートフォリオとして使えることも変わりませんが、料金が全然違います。

この値段でクオリティが高いので是非購入をおすすめします。

ここでポートフォリオが完成すれば、もう十分業務を受託できます!

2.自分の見積もり単価を作りましょう

正直な話、業界の単価はよく分かりませんので適当です。

しかし、フリーランスとして企業に属さず仕事を受ける以上、自分の仕事の価値は自分で決めなくてはなりません

コーディング何行までいくら、1ページ目まで○円で2ページ目以降いくら、アニメーション3点までいくらという風に自分の基準で構わないです。

コーポレートサイトを見たときにその単価表で見積もって、時給を計算してみましょう。

納期は2週間から1ヶ月程で想定してください。

バイトより安い賃金ならば仕事になりません

安請負は自分をいじめるに等しいので絶対にやめましょう。

おおよその単価を決めておけば、提案時の見積もりに苦戦しなくなります。

そしてここで、重要なことをお伝えします

提案はかなりスピード重視です

二十何件も提案きた際、あなたが発注者ならば提案が早い人から内容を確認しませんか。

ですので、見積もり(おおまか)はすぐ作れるようにして損がないのです。

提案文の金額以外はほとんど定型分にしておきましょう。

3.仕事はある程度の運が左右します。やってみてから気づくポイントはこの3点

初案件を取ったときに気づいた(分かった)ことを述べます。

ポイント1 発注者いわく決め手は返信のスピードでした。

ポイント2 受注してみると思うように動かないことも多く、納期はギリギリでした。

ポイント3 発注者はWebディレクターでしたが、ディレクターに支払いをする本当のお客様はとんでもないクレーマーでした。

スピードについては前述のとおりです。

早ければ早いほど頼まれやすくなります

納期については、自分が余裕と思った日数の1.5倍を伝えてください

なぜなら予定通りに行かないことがほとんどだからです。

理由もわからないまま一日コードと睨めっこすることなんかザラです。

ネガティブな話も少しします。

クレーマーはどの職種でもいると思います。

中でも、デザインに凝ったお客さんだとリテイクが何度も飛んできます。

ディレクターは疲弊しますし、何より何度提出してもはじかれるので私自身苦痛を感じました。

当時は安く受けて一度書き上げてしまえば、実績として自慢できるという軽い考えでした。

しかし、完成の前にはいくつも大きい壁があります。

一つはお客さんのチェックです。

受注者が納得してもお客さんが納得しないと完成ではありません

後だしでどんどん変更を要求してきます。

そういう時は高めの追加金額を要求しましょう。

最初に提示されたデザインや仕様以外の作業は、行う必要がないからです。

さらに、納期遅れの可能性です。

プログラム同士が競合してうまく動作しないとき、カンプの通りに完成させるのが難しいと説明をしなければなりません。

基本的にお客さんは納得しませんので、作り上げるか誰かに代わってもらうしかなくなります。

→クレーマーの対処は別記事にまとめます。

まとめ

兎に角、やるべきことはポートフォリを1つ作って応募することです。

クラウドソーシングサイトでの応募になりますが、ランサーズやクラウドワークスで「コーディング」と検索すれば多くの案件がみつかると思います。

自分に合いそうな案件をみつけて、提案を重ねることで仕事につながります。

恐れず提案を!と、言いたいところですが、必ず時給計算をして変更が要求されたら高めの追加料金をもらいましょう

「自分が損しないように考えるのが受注の一歩」という記事でした