「途中からデザインの変更したいって言われたけど、どうすればいい?」
Webサイトのコーディング中にお客様から要望が上がることもあります。
今回はデザインや、サイト設計が変更になった場合の対処方法をお伝えします。
提出してからやっぱり別のデザインにしたい、なんて言われたくないですよね。
今までの労務費をサービスしてまでサイト作成しなくて良いです。
結論は、納期を重視して厳しいなら断ってしまいましょう。
この順に解説します。
時間のかかる作業をするわけですから、報酬はきちんといただきましょう。
1.サービスはNGです
デザインの変更、サイト設計の大きな変更があった場合は、最低でも倍の金額を受け取ってください。
お客様との信頼関係があるので、設定は自分次第ですが間違いなく追加料金を申請しなければ割にあいません。
「今後のリピートがのぞめるから、サービスしてあげたい」
サービスは完全に思考停止です。
なんの条件もないサービスをするわけですから、お客さんはこの位ならタダなんだと勘違いしてしまします。
何回も変更依頼が上がって、前回サービスしてくれたって言われるものです。
一度でもサービスするものは、今後何回でも無料で働きますよって言ってるものです。
サービスは避けましょう。
しかし、修正依頼は少々話が違います。
お客様が<最初に>提示した条件に沿わない場合は、修正を要求されます。
その場合も、無限に修正依頼されては徹夜作業になります。
ですので、回数を先に伝える必要があります。
具体的には受注時の見積もりに以下の事項を記載します。
お客様希望による修正はおよそ〇回までとし、以降は別頁の追加料金をいただきます。
こうすることで、無駄に仕事を増やさずに利益を担保するこができます。
2.クラウドソーシングは前払い制で利益を保たれています
クラウドワークス、ランサーズなどのクラウドソーシングサービスは仮払い制です。
作業者が逃げた場合、料金が発注者に戻る仕組みになっています。
お客様が検収を完了した時点で報酬が支払われます。
金銭的に損害を被ることはまずないのです。
ですので、発注された業務を終わらせれば、お金はもらえます。
追加の業務も必ず発注をかけてもらいます。
この場合、発注者は受注者を指名できますので、内容を確認してすぐ受注できます。
繰り返しますが、発注せずにデザイン変更依頼をうけるとサービスになりますので、サービスはしないでください。
また、追加の発注は「追加作業」などの業務名で内容があやふやになることがあります。
メッセージのやりとりでも良いので必ず、ここまではやりますとこちらの条件をのんでもらってから受注しましょう。
3.「怖い」と感じたら運営に問い合わせる
頭に血が上って、恐喝するお客様もいます。
大概、話をしばらく聞いてあげると落ち着きますが、もう無理と感じたら運営に問い合わせを行いましょう。
受注者測からの問い合わせフォームがありますのでそちらから投げかけてください。
また、ランサーズではユーザー同士の質問部屋があります。
状況を説明すると1日程度で返信がありますので、まずは相談してみるのもおすすめです。
クレーマーと呼ばれる方はどこかにいますので、必ず逃げ道を確認してから作業しましょう。
契約書類があるわけではないですが、お客さまから受注した仕事が終わらないとき、損害賠償の可能性があります。
詳しくは下記の記事をご覧ください。
無理に一人で対処する必要はありません。
落ち着いて作業を進めましょう。
まとめ
クレーマーに当たらないよう作業できれば良いのですが、最初は修正が重なるのでなかなか良くない顔されることも多いと思います。
自分ができる作業は限られていますので、必ずサービスはせずに対等な業務をしましょう。
今回のおさらいです。
1.サービスだけはだめです
2.前払いですので、追加はしっかり発注してもらいましょう
3.クレーマーにはご用心です。困ったときは相談できる人がいると安心です
相談しながら1つのページを納品して自信をつけましょう!