「やばい。納期に間に合わない」
受注後に思ったより進まなくて納期に間に合わないこともあります。
今回は納期に間に合いそうにないときどうすればよいかを考えます。
お客さんに怒られるなんてことは避けたいですよね。
一方的にしかられるのは誰しも苦い経験があると思います。
仕事ができないとレッテルを張られる可能性もあります。
結論ですが納期に遅れそうなときは、事前に延長依頼をすることです。
この順で解説します。
納期遅れを未然に防ぎましょう。
1.納期遅れの対応法2選
納期遅れが発生しそうなときの対応方法を2つ紹介します。
対応方法その1
まず、結論として納期は遅れてはいけませんが、お客様に納得いただければ延長できます。
具体的には、コードの競合によりスムーズに動作しないとき、別のコードを試す時間が欲しいから2日まってもらえないか相談することがあります。
納期遅れの可能性が出た段階でスピーディーに伝えるのがポイントです。
この場合、納期の延長はそれが最後だと考えてください。(それ以上は延長できないと考えるべきです。)
ですので、一度「待った」をかけると背水の陣であります。
相談せず遅れるより何百倍もよいので、必ず必要な日数と理由は説明しましょう。
対応方法その2
次に、納期遅れの可能性が出る前段階から、信頼できる人とのコネクションを作っておくことです。
少々高度ですが、SNSで同じ業種の方とフォローしあったり、MentaなどでWeb制作の相談相手を探して、尋ねやすい環境を用意しておくと解決策が見えます。
例として、MentaでWeb制作案件を多くこなした方にお金を払って質問を投げかけます。
困っている人を放っておかないのがこのサービスですので何人か問い合わせると答えが見つかる可能性が大きいです。
知らないことを仕事で受けた際は、自分で調べつつも情報を持っている人に聞いたほうが間違いありません。
2.Web制作の納期の重要性とは
どの仕事にもいえるでしょうが、納期を遅らせると、損害が発生する可能性があります。
クラウドソーシングサイトの場合は納期を設定しているのは、より上位の顧客、発注者よりも上の立場にあわせている可能性が大きいです。
具体的にはWebディレクターなどのプロジェクトマネージャーの下で書くコーダー、ライター、デザイナーなどの職種の方が作業をこなします。
ですので、発注者はマネージャーであって、マネージャーに発注するお客様がいるわけです。
そうなるとマネージャーは面目をつぶさないために、コーダーやデザイナーに納期を守るよう強く求めてきます。
プロジェクトの進行が停滞し、全体の納期が遅れればお客様へ謝罪しなければなりません。
そういった状況をマネージャーは避けたいので、納期間際はひどく言動があれることもあります。
謝罪以上の損害賠償などになればもうマネージャーは泣くしかない状況かと思います。
本当のお客様に満足してもらえるよう仕事をみんなで回しているので、納期は必ず守るものです。
3.人のために仕事をします
「納期は守れなんて、そんなことわかってるよ」
例えば家を建てる時、内装は明るく、大きいベッドが置けて、駐車場には自転車の整備スペースが欲しい、とあなたが望んでいたとします。
希望を言うたびに建築業者は「できます」、「任せてください」と言ったので発注しました。
設計段階で無理が生じてちょっと時間がかかると言われながら完成を待っていました。
希望した日を過ぎて、完成の連絡を受けました。様子を見に行ったら、中は薄暗く、シングルベットが限界の寝室で、駐車場もギリギリ車が入る大きさです。
あなたはどう思いますか。
お金返してという方が大半だと思います。
「できます」という言葉の責任は重たいです。
期待以下の仕事をされたお客さんは、お金を払おうとは思わないのです。
期待以上にするため何ができるか、仕事で問われているのはそこです。
自分のためではなく、人のために仕事をしましょう。
まとめ
納期は大切ですが、相談することはもっと大切です。
必ず、お客さんの希望通りに完成させましょう。
今回のおさらいです。
1.納期遅れ:対策は、相談できる人とつながる。対処は、原因と具体的な延長日数の提案。
2.納期遅れはチームに迷惑をかける。
3.期待以下の行動はお客様に嫌われるのでよく気を付ける!
期待以上を考えて行動しましょう!