「納品までの流れってどうなるの?」
初案件を獲得する際に気になると思います。
案件をとれたとしても、納品できなければ報酬になりません。
今回は納品の方法について大まかな流れを解説をします。
案件を受注したけど納品までた辿り付かず、クレームつくなんて嫌ですよね。
この記事で、納品までの過程と注意事項を知ることができます。
案件を獲得して収益化しましょう。
この順に解説します。
せっかく勝ち取った案件ですので、次に繋げていきたいですよね。
トラブルを少なくする納品方法を確認しましょう。
1.納品は公開まで行います
仕事によって変わります。
私が受けた業務は、「Webページを公開して納品完了」でした。
その業務では指示されたレンタルサーバー上で公開したのち、指定のドメインを移行する作業も含んでいました。
要するに旧サイトからのリニューアルです。
その際に発生したトラブルは3.納品するときの注意事項3つをご覧ください。
実際に自分のポートフォリオを公開する際にわかると思いますが、お問い合わせフォームが動かないなど不具合が発生しやすいです。
納品後の動作確認はお客様も行いますが、不備があった場合納期遅れになりかねるので、慎重に確認する必要があります。
公開しない場合はデータで提出することもあるようです。
この場合も思わぬ動作トラブルが起きないよう、懸念点は事前にお客様へ伝えるなどの工夫が必要となります。
多くの場合、公開まで行いますのでお客様の期待以上となるような成果をあげるよう心がけて作業しましょう。
2.納品までの流れ一覧
大まかな流れをご説明します。
1.デザインカンプ、資料の提供
ポートフォリオ作成でもあった通り、基本はお客様からデザインカンプを提供いただきます。
2.内容確認、調整
資料を確認し、技術的に困難でないか懸念事項を伝えます。
完成時の成果物を箇条書きで確認します。
途中でお客様からデザイン変更の要望があった際に受付けるかここで伝えましょう。
可能であれば各工程の日数をどのくらいかかるか伝えてください。
想定以上の工程の場合、見積り金額の変更を要望することも検討しましょう。
3.コーディング
デザインカンプを元にコーディングします。
データをアップして逐次、お客様に進捗状況の確認をとりながら作成していきます。
動きのあるサイトは必ずお客様に見ていただき、動作はイメージ通りか確認します。
ひたすら書いていき、画像の挿入、レスポンシブ表示にするといった手を加えます。
4.確認と訂正
コーディングが完了後、各チェックを行います。
異常がなければお客様に確認いただきます。
5.本番環境に公開
仕上げの公開です。
指定されたサーバー、ドメインがあれば指示通りに公開を行います。
公開後にサイト表示に問題がないか各デバイスとブラウザで確認し、テスト投稿、お問い合わせテスト等、機能の確認作業を行います。
お問い合わせメールはお客様にも協力を仰いで動作確認していいです。
6.納品完了
最後にお客様のOKが出れば納品完了です。
3.納品するときの注意事項3つ
おおまかな注意事項は以下の3点です。
納品したので、その後の要望事項は叶える必要がありません。
ただし、ページの機能に問題がありカンプ通りで無い場合は修正を行います。
この際に意外と落とし穴になるのは、SSL化です。
SSL化はほとんどのサイトで行われますが、サイトのリンクが変更になるためサーバーの条件を確認する必要があります。
基本的には「サーバー名 SSL化」で検索すると方法が出てきますので、作業を進めます。
私の受けた案件で、さくらサーバーにメールサーバーを立ち上げ得る際、さくらのドメインを使わない場合にお問い合わせメールを受信できませんでした。
お問い合わせメール用のアドレスは通常レンタルサーバー上でメールアドレスを設定し、そちらに送信する設定ですが、お問い合わせフォームはSSL化で動かなくなることがあります。
経験上、X server とお名前ドットコムの組み合わせで X server のレンタルサーバー、メールサーバーを使った場合は全く問題ありません。
自分が使ったことのないサーバーを使うときは事前に必ず動作するか検索し、情報がない場合は試してみて、SSL化によりメールが動かない場合、SSL化を納品時に行わないとお伝えします。
大体はドメインの移管をすれば使えるのですが、ドメイン移管は1ヶ月程度かかります。
受注時に必ずレンタルサーバーとドメイン、お問い合わせメールの使用方法について確認してください。
まとめ
納品後のトラブルというのも起こりやすいです。
サポートをする場合、自分でここまではサービスというのを決めて事前に伝えてください。
とにかく事前に確認できることはこれ以上ないくらい確認しておきましょう。
お問い合わせメールが使えなくなることは盲点で私はクレームをいただきましたので、確認した方が良いです。
「納品の前にクレーム防止、不必要な労働防止に努めましょう」という記事でした。